
このページで分かること
- SNSでは確認材料が投稿の外側に置かれること
- 投稿者とPR表示を、画面のどこで探すか
- たどれなかった点を、保留のまま相談メモへ移す方法
SNSの投稿には、記事と同じ場所に確認材料がない
記事のページでは、書いた人、公開日、参考にした資料が、だいたい同じ画面の中に並びます。SNSの投稿では、これらが投稿の外側、たとえばプロフィール欄や返信、別の投稿へ分かれて置かれます。読む前に、探す先が分かれていることを知っておくと、投稿の文面だけで判断せずに済みます。
- 投稿の本文
- 投稿者のプロフィール欄
- 同じ投稿者の固定された投稿や、ひとつづきの投稿
- 投稿に付いた返信や引用
探す先を3つに絞る
全部を見て回るときりがありません。このページでは、投稿者、PRやタイアップの表示、元の資料の3つに絞ります。3つとも見つからなければ、それ自体が分かったこととして扱います。
投稿の良し悪しは決めない
ここでするのは、確認材料がどこにあるかを探すことだけです。特定の投稿やアカウントを名指しして、正しい・正しくないと決めることはしません。
投稿者
プロフィール欄と固定投稿を開く
表示
PR・タイアップの表示があるかを見る
元の資料
画面の外へたどれるかを見る
メモ
たどれなかった点を保留として残す
投稿者が誰かを、プロフィールと固定投稿で確かめる
投稿の本文には、書いた人の立場が書かれていないことがあります。プロフィール欄や、投稿者が上部へ固定している投稿には、自己紹介や、何をしている人かが書かれていることがあります。まずはその2か所を開きます。
- プロフィール欄に書かれている肩書きや所属
- 固定された投稿に書かれている自己紹介
- プロフィールから外部のページへ出られるか
- 同じ話題の投稿が続いているか、一度きりか
書かれていない場合は、空欄のままにする
立場が書かれていないアカウントもあります。その場合は、分からなかったと書き残します。分からないことを、良い方にも悪い方にも読み替えません。
表示名と利用者名は別のもの
画面に大きく出ている名前は、あとから変えられます。似た名前のアカウントが並ぶこともあるため、どのアカウントの投稿を見たのかは、利用者名まで控えておきます。
PR・タイアップの表示がどこに出るかを知っておく
事業者が自分の商品について行う表示なのに、事業者の表示だと一般の消費者に分からない形で出すことは、令和5年10月1日から景品表示法で規制されています。消費者庁は、規制の対象や表示の考え方をまとめた告示・運用基準とQ&Aを公開しています。読む側としては、こうした表示がどこに出るのかを知っておくと、見落としにくくなります。
- 本文の先頭や末尾に置かれた「広告」「PR」などの言葉
- 投稿の上下に、サービス側が自動で付ける表示
- ひとつづきの投稿の、別の投稿に書かれている場合
- 動画の中の字幕や、説明欄に書かれている場合
表示があること自体は問題ではない
表示があるのは、誰の費用でその投稿が出ているかが分かるようにしてあるということです。表示を見つけたら、読むのをやめるのではなく、そういう投稿として読み進めます。
表示が見当たらないときも決めつけない
見当たらないからといって、広告ではないとも、隠されているとも決めつけません。分からない場合は、分からないものとして扱います。
画面の中だけで完結している説明は、元の資料へたどれるかを見る
投稿の中で完結している説明は、読みやすい一方で、どこから来た話なのかが分かりません。画像に文字を載せた投稿や、短い動画では特にそうなりやすくなります。投稿の外へ出られる手がかりがあるかどうかを見ます。
- 資料の名前や発行元が書かれているか
- 外部のページへ移れる場所があるか
- 画像に載っている文字の出どころが示されているか
- 投稿者自身の考えとして書かれているのか、他から引いた話なのか
たどれた場合は、その先で読み直す
元の資料にたどり着けたら、投稿の要約ではなく、その資料のほうを読みます。公的機関が公開している資料の探し方は、公的な情報を確認するページで扱っています。
たどれない場合は、保留にする
手がかりが無い場合は、否定も肯定もせずに保留にします。保留にした投稿は、あとで同じ話題の資料が見つかったときに見返せます。
個人の体験として書かれた投稿を、自分に当てはめる前に保留する
その人に起きたこととして書かれている投稿は、読み手の状況まで含めて書かれているわけではありません。年齢、期間、他に変えたことなど、条件が書かれていないことがほとんどです。自分に当てはめる前に、書かれていない条件がどれかを見ます。
- いつからいつまでの話か
- 同じ時期に他に変えたことがあるか
- どんな状況の人の話か
- 続きの投稿があるか
参考にしてよいが、根拠には使わない
同じような状況の人の投稿は、気持ちの整理には役立ちます。ただし、自分がどうするかを決める根拠としては、条件が書かれていない分だけ弱くなります。
強く言い切る投稿を見たとき
短い文で言い切る書き方は、SNSでは読まれやすくなります。言い切りの強さと、確かめられる範囲は別のものとして読みます。言い切りの読み方そのものは、髪の情報を読むときの観点を整理したページで扱っています。
気になった投稿を、相談メモへ写す
確かめきれなかった投稿は、消さずにメモへ移します。投稿そのものを貼るのではなく、何が気になったのかを自分の言葉で1〜2行書いておくと、相談するときにそのまま使えます。
- 何について書かれていたか(話題だけ)
- 自分が気になった点
- 確かめられなかったこと
- 見た日付
1件ずつ、短く書く
まとめて書こうとすると残りません。気になった投稿1件について、上の4行だけを書きます。同じ話題が続けて出てきた場合も、1件ずつ分けます。
質問の形に直しておく
気になった点を「〜は自分にも当てはまりますか」という問いに直しておくと、相談の場でそのまま聞けます。質問のまとめ方は、相談前に準備するページで扱っています。
SNSで名前を見た商品を、仕様と購入条件で確認しなおす
投稿で名前を知った商品は、仕様と購入条件が同じ欄に並んだページで確かめ直せます。投稿の文面ではなく、確認日の付いた項目を読む練習になります。

