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「ノンシリコン」表示は何を示している?シャンプーの表示の読み方

「ノンシリコン」は、製品の区分を表す言葉ではなく、売り場で使われている表示です。容器のどこを見るかと、そこから決められない範囲をまとめます。

更新日: 2026-09-20

無地のポンプ容器を手に取り裏面の表示欄を読む様子

このページで分かること

  • 「ノンシリコン」が製品の区分ではなく、売り場の表示である理由
  • 表示を見つけたときに、容器の全成分欄のどこを見るか
  • 表示だけでは決められないことと、比べるメモへの置き方

「ノンシリコン」は製品区分ではなく、売り場で使われる表示

化粧品には、容器へ書くことが決められている項目があります。全成分の表示はその一つで、厚生労働省の通知に表示の方法がまとめられています。一方で「ノンシリコン」という言葉は、そうした決められた項目の名前ではありません。商品の特徴を短く伝えるために、売り場や商品ページで使われている表示だと考えて読みます。

  • 容器に必ず書かれる項目か、売り場で付けられた言葉か
  • 同じ言葉が裏面にも書かれているか
  • 言葉の隣に、何についての話かが添えられているか

決められた項目と、売り場の言葉を分ける

全成分の表示は、どの化粧品にも共通して置かれる欄です。正面に大きく置かれた言葉は、その欄とは別に、商品の特徴を短く伝えるために足されたものです。まず、いま読んでいるのがどちらなのかを分けます。厚生労働省の通知では、配合されている成分のうち特定の成分だけを取り出して書くこと(特記表示)は原則として行わないこととされ、行う場合には配合目的を併記することが求められています。正面に成分名が大きく書かれている場合は、その隣に何のために入っているのかが添えられているかを見ます。

言葉の意味を、サイト側で足さない

この表示が何を指すのかは、書いた会社の説明に依ります。当サイトが一般的な意味を作って補うことはしません。気になった場合は、その商品の説明ページに書かれている範囲で読みます。

表示を見つけたとき、全成分欄のどこを見るか

正面の言葉が気になったら、裏面の全成分欄へ移ります。全成分の表示は邦文名で記載することとされ、名称は日本化粧品工業連合会(現・日本化粧品工業会)が作成した『化粧品の成分表示名称リスト』等を利用して、消費者が混乱しないようにすることが通知で示されています。リストは日本化粧品工業会が公開しているので、名前を手がかりに、欄の中を自分で読める形にしておきます。

  • 裏面に全成分の欄があるか
  • 欄が最後まで読める位置にあるか(折り返し・シールの下も見る)
  • 気になる名前を、表示名称のリストで引けるか
  • 商品ページにも同じ欄が載っているか

欄の場所を先に決めておく

容器が小さい場合、欄が底面や外箱に回っていることがあります。買う前に商品ページで欄を確認できるかどうかも、あわせて見ておきます。

並び順の読み方は別のページで扱う

全成分の欄には、書き並べる順番についての決まりもあります。順番の読み方そのものは、成分表示の並び順を扱うページで整理しています。ここでは欄を見つけて名前を引けるところまでにとどめます。

  1. 正面

    気になった言葉を書き写す

  2. 裏面

    全成分の欄を探す

  3. 名称

    気になる名前を表示名称のリストで引く

  4. メモ

    分かった範囲と、分からなかった点を分けて残す

順番を決めておくと、正面の言葉だけで読み終えずに済みます。

「入っていない」ことから決められないこと

ある成分が入っていないと分かっても、その商品が自分に合うかどうかは別の話です。入っていない成分が1つ決まっても、他に何が入っているか、使ったときにどう感じるかまでは決まりません。表示から決められる範囲と、決められない範囲を、そのつど分けて書き留めます。

  • 洗い上がりの感じ方は、使ってみるまで分からない
  • 含まれていない成分が1つ分かっても、他の中身までは決まらない
  • 同じ表示でも、商品によって中身はそろわない

書かれていないことを補わない

表示に書かれていないことは、書かれていないまま扱います。良い方にも悪い方にも読み替えず、「確認できなかった」と書き残すほうが、あとで見返したときに使えます。

頭皮の状態が気になるとき

かゆみや赤みなど、気になる状態が続く場合は、表示の読み比べで結論を出さず、医療機関へ相談してください。ここで扱うのは、容器と商品ページに書かれていることの読み方だけです。

同じブランドでも、種類ごとに表示が違う

同じ名前のシリーズでも、種類ごとに別の商品として売られていることがあります。容量違い、詰め替え、セット商品が並ぶこともあります。正面の言葉が同じでも、中身の欄は種類ごとに分かれているため、自分が見ているのがどの種類かを先に決めます。

  • シリーズ名だけでなく、種類の名前まで控える
  • 本体と詰め替えのどちらを見ているか
  • 単品か、セット商品か
  • 商品ページの画像と、表示欄の種類が一致しているか

種類名まで控えると、後から突き合わせやすい

メモにシリーズ名だけを書くと、売り場で別の種類を手に取ったときに気づけません。種類の名前と容量まで書いておくと、同じものを見続けられます。

2本を比べるとき、この表示をどの行に置くか

候補が2本になったら、同じ項目を同じ行に並べます。「ノンシリコン」のような正面の言葉は、判断の結論ではなく、確認した事実の1行として置きます。書かれていた/書かれていなかった/確認できなかった、の3つで足ります。

  • 商品名と種類名
  • 正面に書かれていた言葉(そのまま写す)
  • 全成分の欄を読めたかどうか
  • 確認できなかった項目

そのまま写して、言い換えない

正面の言葉は、要約せずにそのまま写します。言い換えると、あとで見返したときに、自分の解釈なのか書かれていたことなのかが分からなくなります。

決め手が足りないと分かったら

並べてみて決め手が足りない場合は、そこで止めて構いません。足りない項目が分かったこと自体が、次に何を調べるかの手がかりになります。

表示を1行として置いた比較の実例を見る

商品ごとに、容量・購入方法・費用条件を同じ欄へ並べたページがあります。正面の言葉をどの行に置くと読みやすいのか、実例として見比べられます。